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ニューラルネットワークを使用して、FXの予想ツールを作成し運用してみた。

アプリ開発、アルゴリズム

概要

ニューラルネットワークを使用し豪ドルの予想ツールをエクセルで作成しました。
精度検証を兼ねて運用を始めました。当初1か月検証するつもりで

2024/11/12から検証開始。
  • 12日:702円
  • 13日:45円
  • 15日:146円
  • 18日:1330円
  • 19日:3863円
  • 20日:3200円

  • とウハウハしていましたが、それ以降は全然予想があたらず、11/22の時点で 利益がマイナスになりました。

    調べたところ、月末は相場の予想がしにくいとかで、素人は取引すべきでない とありました。

    そっかーじゃあ、仕方がないなー。月末は取引やめて、利益がでたとこだけで 予想ツール使うかぁ と思ったのですが、
    それだとツールの意味がない。そこで、なぜ予想が外れるのか考察していくことにしました。

    データを確認

    21日の予想と結果を確認しました。

    予想が101.3865 教師データは100.61でした。
    値段の差は約0.77円。
    この日の始値が101.06円
  • 101.06円⇒101.38
  • なら買いでポジション持つし、

  • 101.06円⇒100.61
  • なら売りでポジションを持つことになります。
    差額0.7円で切り捨て0円とはいえ、FXでは命取りになる差だということがわかります。

    対策案

    ニューラルネットワークを簡単に言うと「Y=ax+b」
    のaとbを見つけるためにたくさんのデータを確認する作業
    実際はこのaとbがたくさん存在
    しています。

    色々本を読んだ結果、私のなかでニューラルネットワークを簡単にいうと こう位置づけました。

    そこから考えると、a,bがたくさんあればあるほど精度が上がるはずです。
    そこで、学習データを2年弱から10年に変更してみました。

    その結果、以下のようなグラフの差ができました。
    まずは、2年弱のデータで予想したもの。予想と教師データが若干ずれているのがわかります。

    つづいて、10年分のデータを学習した結果のグラフ。
    予想と教師データがほぼ重なりました。

    ここから、学習データを多くした方が精度が上がることがわかりました。

    年のため、表でも確認してみました。

    2yearは1年弱のデータを学習した予想値
    10yearは10年分になります。黄色でマークしたところは10年分学習したデータの方が
    教師データとの差が大きくなったところですが、それ以外は
    学習データを増やしたことで、教師データにより近しい値が算出
    されたことがわかります。

    結論

    学習データを増やしたことで、予想の制度があがりました。

    感想

    1年弱のデータでかなり近似のグラフがかけていると思いましたが
    10年分のデータを学習させた結果はそれ以上のものでした。

    過学習という単語も聞いたことがあるので、やりすぎても精度は落ちるのかもしれません。 とりあえず、10年分学習したツールをまたしばらく使ってみます。

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